危ない不動産会社の罠:体験談から見る失敗しない対策

不動産屋の対応がすこぶる悪かったので本社に文句を言った

25歳の女性、最近一人暮らしをするため、不動産会社を利用しました。

私が一番起こりそうになったのは、某大手不動産会社のSさんでした。実家を出るのがはじめてで、私は不動産のことなどよくわかっていませんでした。

他の不動産会社の方は、とても優しく、親切にしてくれました、

しかしSさんの対応はひどいものがありました。まず一つ目に、メールが返ってきませんでした。

気になる物件があれば、資料請求をしてくださいと書かれていたため、送ったところ三日経っても返信がきませんでした。首をひねって、三日後に私から電話したところ、担当者は不在という案内をされました。

その時点で、少し不満に思うところがあったので、事務の女性にメールが返ってこない旨をお伝えしました。するとすぐに謝ってくださり「そちらの部屋の間取り図など、詳しい資料をお送りします」と言われました。

不動産会社の人も忙しいのかなあと思い、資料を待っていたのですが、そちらの資料も送られずじまいでした。ここでもまた不満が爆発しそうになりました。

私もここで、この不動産会社と縁を切ればよかったのですが、物件の条件などを諦めきれず、もう一度メールいたしました。

そこでやっと担当者から謝罪のメールと不動産を案内するメールが来ました。三度目の正直だと言い聞かし、予定日まで待っていました。それまで物件を見て、どんな家具を置こうか、どんな部屋にしようかワクワクしながら待っていました。

しかし前日、担当者から物件が見れなくなった旨のメールが来ました。理由は違う方の入居が決まったこと、また大家との兼ね合いの関係とのことでした。二つの物件を見る予定だったのですが、どちらの物件の約束も破ってきました。

確かに住民や大家の兼ね合いなど、大変な部分もあると思います。それだけだったら、私もここまで怒らなかったでしょう。しかしメールなどの返信もせず、間取り図なども送らず、会社としていい加減な対応に私は怒ってしまいました。

本社にクレームをいれ、謝罪のメールを受け取り終了しました。

購入前に値引いた新居をネットで見たら

私は46歳の自営業をやっている者です。

家族は、妻と子供4人。

そんな大家族の私たち一家は6年前に念願のマイホームを購入しました。

この話は、その時のことになります。

妻と私は、同じ地元出身で結婚しました。

一緒になってから10年あまりは、家内の実家に同居していました。

3人目まではなんとか過ごせていたのですが、4人目の子供が生まれることが分かり、明らかに家の中が手狭になりました。

新居が必要となり、まずはリサーチがてら近所の物件を見て回ることにしました。

しかし、探してみて分かったのですが、近所は比較的地価が高くて、理想とする広さがあってお値ごろの物件はなかなか見つかりませんでした。

妻は出産前のナイーブな精神状態であることもあり、「近くに高架がある」「道路が近い、振動がする」「家の作りが嫌だ」とやっと見つけた物件を何度も気に入らず、見て回る物件も少なくなってきました。

そのため、妻の実家から少し離れたところに探しだすと、「親元から引き離すのか!」とばかりに妻から怒られる有様。

当初リサーチのつもりが、妻は本気で親元のそばに住むこと以外考えられなくなっていました。

この状態を1年近く過ごし、お互いの精神も時間的も見つけられる物件数もすり減らしていきました。

そんなとき、実家から1kmぐらい離れた脇道に偶然通りかかって見つけたのが今の我が家です。

妻がやっと見初めた3LDKの2階建ての新築です。

私は「やっと決めてくれた!」と天にも昇る気持ちでした。

そして妻はそろそろ出産を迎えようとしていました。

妻の体調を気遣い私一人で、販売元の不動産業者へ出向き売買交渉をしました。

当初掲げられていた値段は4200万円ほどでしたが、数回の交渉を経て200万円の値引きとなりました。

私たちは「お得になった」と喜びました。

銀行で住宅ローンの契約をすませ、やっと契約を明日に控えたある日のことです。

「新居に入れる家具やカーテンをどうしようか」「間取りってどんなかんじだったっけ」と妻はご機嫌で饒舌でした。

私は、「じゃあ、不動産業者のホームページに間取りが出ているだろうから見てみるよ」と言ってパソコンを開きました。

すると、その不動産業者のホームページに出てきたのは間取りと価格4000万円の表示だったのです。

すぐさま不動産業者に電話を入れて、私から「契約は控えさせていただく」と伝えました。

慌てた担当者は、「どうしてですか」と聞くので事情を説明し、確認をしてもらいました。

折り返し電話をかけてきた担当者は「ホームページの掲載ミス」との釈明をしていました。

信じきれない思いで押し問答の末、追加で100万円の値引きを申し入れて契約をすることにしたのですが、未だに疑心暗鬼です。

とても疲弊した住宅探しとなりました。

ただ、4人目が新しい家で無事に生活を始められたことは良かったです。

接客態度がなっていない某大手不動産会社Hの営業マン。あなたのせいでもうH社は利用しません。

33歳、会社員のkarinと申します。

数年前に引っ越しをしようと物件探しの中、某大手不動産会社のHに立ち寄りましたが

営業マンの対応に腹が立ったので、書かせていただきます。

当時住んでいた場所が手狭になったので、新しい物件を検討していました。

ネットでも探していましたが、内見するためにはどちらにしろ不動産屋とコンタクトを

取らないといけない為、ネットに載っていない物件もあるかもしれないという期待もあり

最寄りの不動産会社Hに出向きました。

カウンターにて希望の物件情報を伝えると、第一声が

「ネットで探して来なかったんですか?」

一瞬言葉が出ませんでしたが、言い返したい気持ちを堪え、ネットも見たが

新築の情報やネットに掲載されていない情報もあったら知りたいので来店したと伝えました。

それに対して、営業マンは半笑いで

「皆さんネットで物件を決めて来店されますけどね」

と返してくるのです。さらには、私が伝えた条件の物件は今ありませんね。と

しっかり調べる素振りも無く言うのです。

この態度に腹が立って仕方がありませんでした。

確かに、今時の物件探しの方法が分かっていなかった私の準備不足が悪いのかもしれません。

しかしその会社のホームページには、当然ですがネットで物件を決めてから来店すること

などといった注意書きはありませんし、全ての人がネット環境の整った中で生活しているわけではありません。

明らかに営業マンが楽したいだけなのではないかという気がしてなりません。

一応接客業なのですから、上記の様な対応はどうかと思います。

業務上、社宅等の契約で同社別支店を利用する事がありますが

その営業マンは対応も丁寧で、連絡もこまめにしてくださいました。

良い印象があっただけに、今回の事は大変残念でした。

このことから、H社の営業マンは、個人の資質による所が大きく

社員教育が徹底されているとは言えないと感じました。

当たりはずれの大きい不動産会社は、はずれの場合のダメージが大きいので

利用したくないと感じます。

著者
契約リスクアナリスト
リーガル匠

元・法務スタッフ。不動産契約書のチェックやトラブル対応を通じて、法律と実務のギャップを痛感。現在はフリーの契約リスクアナリストとして、難解な法制度を「現場でどう使うか」という視点で分かりやすく解説。不動産詐欺・業者トラブルの法的対策にも詳しい。

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