危ない不動産会社の罠:体験談から見る失敗しない対策

担当者によって対応は全く変わるんでしょうね

大手不動産会社のDは大変有名な会社ですが、担当がひどい人で大変な思いをしました。

大手と言うだけあって従業員は多数いると思われますが、玉石混交なんだと思います。

私の場合、急な転勤を命じられ、早急にアパートを探さなくてはならず、気に入った物件というよりも即入居の物件を探しておりました。

ネットで検索し、たまたまあたったのが大手不動産会社D。

他を探している時間もありませんので、電話連絡し、すぐにでも契約をお願いしたいと電話に出た方に伝えました。

物件確認と会社に提出する資料をもらうため、忙しい最中に転勤先近くにある担当営業所を訪れ、物件を実際に見せていただきました。

担当者が一緒に部屋に入り、色々設備等について質問するもそっけない返事ばかり…

明らかに古そうな給湯器も愛想のつもりで「この辺は寒いですからこんなタイプなんですか」と聞いても、携帯をいじりながら「古いだけです」とぴしゃりとシャットアウト。

私が聞きたいことがあっても、「いつから入居予定ですか」「引越しはいつなさいますか」とこの部屋で決定したかのような話しぶり。

はじめにすぐにでも入居したいと言ってしまったのがまずかったのか…

軽く見せていただいて、私が「ありがとうございました」と言うなり、「すぐにでも埋まってしまいますので契約なさいますか」とのこと。

「会社の承認も必要なので…」と伝えると、「明日までにどうにかしてもらわないと」と返す刀でズバリ。

なんとか明後日までの返答とお願いし、嫌な顔をされながらもその場は終わりました。

すぐに上司から決裁をもらい、契約を進めたいと伝えるとそこからは怒涛の攻めをくらいました。

このお金を払って、火災保険の証書を出して。

言われるがままに手続きを進めていましたが、今になって考えてみると宅建士の身分提示もされていないし、重要事項の説明もしっかりなかったような…

宅建士っぽい身分証を胸からぶら下げていたので大丈夫だとは思いますが。

その後、担当者から電話が入っていたのですが、仕事中で出ることができませんでした。

気づいてすぐに折り返しましたが、ほかの方が電話に出たため「こちらからもう一度電話します」と伝えるも、戻り次第折り返しますと切られてしまいました。

待てども待てども電話は鳴らず、翌日になってこちらからもう一度電話をすると「社員研修のため臨時休業」のアナウンス。

重要なことではないのかと数日過ごしていると、急に書類が送られてきました。

書類が届いた翌日の朝に電話が鳴り、「送った書類に記入して返送したんですか。まだ届かないんですが困るんですよ」と朝から怒られてしまいました。

まったく聞いていなかったことなので、「どういうことですか。お電話をいただいたのは、この要件を伝えるためだったのですか」と言うと、そのとおりとの返答。

私もあきれかえって、「大切なことであれば伝えるまで責任を持ってください。こちらが無視していたわけでもなく、電話も入れましたよね。そんな方とこれ以上やりとりしたくありませんので、担当を変えてください」と語気を強めました。

担当は急に態度を変えて、弱気な接客態度に。

後で店長さんからお電話をいただき、担当を変えていただくことになりましたが、書類を急いで出すことに変わりはありません。

大手と思い込み、しっかりとした対応をしていただけると信じ込んではいましたが、人を不快にさせる方がいるのはいかがなものかと。

人によって何を不快に感じさせるか難しいところはありますが、説明不足のままに手続きを進められて心地よく思う方がいるのかどうか。

素晴らしい方がいっぱいいるのは予想がつきますが、私の場合はたまたまハズレだったんでしょう。

とは言え、今後、大手不動産会社のDにお願いすることは絶対にないでしょう。

建売住宅の土地を、建築条件付きにしてもらったけれど、ふっかけられました

事業を開始するために、1階事業用、2・3階居宅の店舗兼住宅を建てるための土地を探していました。

ところが、やはり事業をするための土地となると、それなりの広さもいりますし、立地にもこだわらないといけない、ということもあり、予算の関係もあって、なかなか土地が探せませんでした。

そのようなとき、ある会社の建売住宅用の土地が目に留まりました。とてもよい立地ですが、そもそも建売住宅用の土地を販売してくれるわけがない、と思いました。ダメもとで、その会社に電話をかけたところ、上にかけあってみる、といってくれ、自分のところの系列会社の住宅会社で建ててくれるなら、ということになり、建築条件付きの土地にしてもらうことになりました。

ここまでは、本当にありがたい話、と思い、感謝感謝でしたけれど、そこから先に落とし穴がありました。

建売住宅の企画の土地を3か所分まとめて購入させてもらう、ということになったので、かも、しれませんが、ようは3軒分の利益を出さないといけないわけです。ですが、うちとしては、そのうち1軒分は駐車場として使いたい、という考えがありましたので、その1軒分はあまり利益を生まないことになるのでしょう。

建築条件付き、ということですので、その住宅会社と綿密な打ち合わせをしていくなかで、結構な値段の物件になってしまいました。予算からいえば、2000万円近くも上乗せされた値段になってしまっているのです。到底、そのような値段では契約できませんから、契約はかなり難航しました。

結局のところ、大幅に建築計画を変更することになり、ようやく契約を成立させることができたのですが、この値段の吹っ掛けを考えると、この建売住宅の土地をそもそも無理をして契約することはなかったのではないか、と思いました。

営業マンの、当初の親切さもあって、それに乗ってしまいましたが、冷静になって考えると、果たしてそれでよかったのか、と疑問に思っている部分があります。

弱った心をさらに傷つけた不動産屋の手のひら返しに悔し涙

バツイチの40代女性ゆきこです。数年前に大学生だった子供を夫側に渡して離婚しました。
結婚当初から義両親の過干渉と姑による嫁いびりで、毎日辛い結婚生活を送っていました。

ずっと離婚するタイミングを計っていたのですが、妊娠出産子育てのためにパートで働いていた私にはお金もなく、子供も小さかった頃はなかなか離婚に踏み切れませんでした。

そんな中、どうしても姑の襲撃を受けたくないのとマザコン夫との生活が嫌でたまらなかったので別居をしようと考えて、まだ小さい子供と私の二人が住めるアパートを探しに行きました。

その時訪れた不動産屋さんは私と夫が結婚と同時に生活をしていたアパートを紹介してくれた不動産屋さんでした。割と家賃の安い物件を扱っていたのと、その時住んでいたアパートの紹介をテキパキとして契約も丁寧にしてくれたので、ここならと期待していました。

再び訪れた不動産屋さんはあの時から5,6年経っていたのですが、当時古びた普通の住宅という感じだったのに、リフォームしてパッと見ても不動産屋さんと分かるくらいきれいになっていました。

店の中に入ると、当時はいなかった従業員の年配女性たちが数人いました。新しく雇ったのかたまたまあの時いなかったのか分かりませんが、なぜか全員若い人ではありません。その中で一番物腰の柔らかそうな女性が私の対応をしてくれました。

最初は丁寧に予算や地域の希望を聞いてきたのですが、私が小さな子供と二人で、予算はこのくらいで(安目)、パート勤務だと伝えると、途端にがっかりした顔になりました。

ワンルームでいいと言った私に二人以上の場合はワンルームには住めないという決まりをあきれ顔で説明したり、そのころの私が若かったというのもありますが、完全にどうせお金にならない客だという対応に代わりました。

訪れた時間帯が悪かったのか、他の従業員は私には目もくれず、店屋物の蕎麦をを頼んだとか頼むとかの話を大声でしていました。他にお客さんはいませんがカウンターの中で私の存在を無視したように話していました。

私が希望した予算に近い物件の案内用紙は1つしかありません。それを私に差し出したまま、もう話にならないといった雰囲気です。

世間知らずでお金もないパート。結婚当初は手厚く客としてもてなされた同じ不動産やさんで、こんなにもみじめな対応を受けるのかと、自分の今の立場の弱さに悔しくて涙がにじみました。

勿論、あの時の私は若くて世間知らずで、自分のニーズに合う不動産屋さんを選ぶということも知りませんでした。

不動産屋さんだけが悪いわけではないし、あちらも困ったのかもしれませんが客である私がいるにもかかわらず、蕎麦の話をしていた下品な声がしばらく耳に残っていました。

いつか見返してやる。こんな手のひら返しの対応を受けた不動産屋の名前をどこかで公表してやる、と思いました。

今となっては、あんなこともあったなぁと思えますが、当時弱った心にこの不動産屋さんの対応はきつかったです。

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