東京で賃貸を探していたのですが、家を見つけるまでは本当に苦労しました。
この世に良い不動産屋さんなんかいないのでは…!? と不安になったほどです。
例えば、他の不動産屋さんでは「そのマンションは新しいし、もうすぐに借りる人が見つかってしまいました。本当にもう空いてないんです」と言われた物件。
そのあとに訪ねた悪徳不動産屋さんは「え!?そこまだ空いてますよ~。電話して確かめてみますね~」と言われ、その時点で怪しいな…と思ったのですが……。
それから電話をかけているフリをされ(絶対にフリだったはずです)、今日は内見はできないから、また別の日に来るように言われ……。
結局当日に「一足早く決まっちゃってたみたいです!しかしこちらの物件がおススメです!」と言われ、別の物件を紹介される……といったことがありました。
他にも「釣り物件」には本当によくひっかかり、電話をかけた段階ではたいていどこの不動産も「空いてますよ~」というのですが、現地に足を運ぶと「もう決まっちゃいました☆」なんて言われることがよくありました。
後から知ったのですが、それは普通に不動産業界で行われている手口なのですね。
まず来店させ、他の物件を売り込むことが目的だとか……。
家探しの間、本当に人間不信になりました。
それからは、条件の良い物件はまず「怪しい」と思って見るようになってしまいました……。
他にも私がお金を持っていないように見えるのか(笑)、夫にしか話しかけない不動産会社の人がいたのは嫌な思い出です。
妻の存在は全無視、後ろを歩いていても全く気にしない、質問は夫にしかしない……。
あまりの露骨な無視に夫も呆れ、その不動産に二度と足を運ぶことはありませんでしたが。
不動産屋も大変な職業だということが調べれば調べるほどわかってきましたが、業界自体がもっと風通しの良い職場になれば良いなあと、騙されれば騙されるほど感じました。
それにしても、今思い出しても腹が立ちます。