五年前、転勤に伴う引っ越しで急遽部屋が必要になり
インターネットで検索し、問い合わせの電話。
仕事柄、引っ越しの回数が多いため、ネット上にある物件は
釣り物件(実際は存在せず、客寄せの情報)が多いため、
電話に出た営業マンに、本当にその物件は存在するのかと
詰めて、その日の午後に来店することに。
大家に確認の上、まだ空き物件だからと電話で詰めたにも関わらず、また確認するからお待ちくださいと。
雲行きが怪しい展開に。で、そこから、待っている間にこちらの物件をと、ファイルを置かれ、
さりげなく他の物件の候補を決めさせる展開に。
よくありませんか?この展開。不動産屋さんは、いつもこれ!
電話ではあるあると言うけど、実際は来店させ、似た物件を進めてくる手口。
確認している振りをしているな、というのは経験上分かっていたので、渡された資料は一切見ずに、待ち。
ただ、私が資料を一切見ない為、大家と連絡が今取れないからと、引き伸ばしてどうにか目移りをさせようという展開に。
急遽の引っ越しで、不動産をいくつも周っている余裕は無いため、
この不動産屋にで何があっても決めるつもりでは居た為、仕方なく探す羽目に。
その数分後、物件は空きと言っていた大家が、今はもうないと言いていると泣き言風に私に報告。
茶番に付き合うのはバカらしくても、時間と手間を考えて仕方なしにお付き合い。
その後、物件の下見に行く時間も仕事でなかった為、下見無しで即決。
その後トラブルが無ければ、茶番に付き合った甲斐もあったんですが、またのトラブル。
引っ越しはいつでも即入居可とのことで、翌週に引っ越しをしてみたところ、
部屋に入るなり、いきなり玄関に前入居者の靴の残留物。
まぁ掃除の際に忘れたのかなと思い、キッチンで作業をしていると、引き出しを開けた先に、フォークと食器、
そして何故か大量の髪の毛。と、腐った卵。
掃除すらされておらず、そのクセ、入居前には退去時のお金を支払っている。
即クレームの電話を入れ、そこでものらりくらりでめんどくさくなって、自分で掃除をし住み始める。
こんな対応の物件、不動産屋なので、当然退去の際もひと悶着。
退去後、数カ月がたったある日、
エアコンが壊れているから、その請求をしたいと突然の電話。
今まであったことを全てぶちまけたら、あっさり向こうからの謝罪。
あわよくば費用を取ろうしていたんだろうな、と。
今でも怒りに震える対応をする物件の管理者でした。
急な転居で、不動産屋さんを選ばずに決めた結果。
